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きょうの料理レシピ

小梅はちみつ

甘~いはちみつに小梅を漬け込み、フレッシュな香りと甘酸っぱさをじっくりと移します。うすめてドリンクに、かき氷のシロップにと活躍する、特製はちみつのでき上がり!

小梅はちみつ

写真: 竹内 章雄

材料

(つくりやすい分量)

・小梅の青梅 (下処理したもの) 100g
*下ごしらえ参照。
・はちみつ 150~200g

下ごしらえ・準備

梅の下処理

1 ボウルや洗いおけにたっぷりの水をはって梅を入れ、やさしく洗ってざるに上げる。洗ったあと、新しい水に2〜3時間つけてアク抜きをする。

! ポイント

勢いよく流水をかけるのは厳禁。梅を傷つけないように、ため水で洗う。

2 紙タオルや清潔な布巾で水けを拭きながら、なり口のヘタを竹串で刺して取る。

! ポイント

何度も刺すと梅が傷ついてしまうので、取りにくいものはそのままで。

3 くぼみに水が残っていたら落としてざるに並べ、時々上下を返して1~2時間乾かす。

! ポイント

水けが残っているとかびなどの原因になるので、しっかりと乾かすこと。

つくり方

1

小梅は保存容器(全体備考参照)に入れ、完全に浸る量のはちみつを注ぐ。ふたをして暗く涼しい場所に1~2日間置き、時々容器を揺すって全体をなじませる。はちみつがサラリとしたら冷蔵庫に入れる。

全体備考

※はちみつを使用しているので、1歳未満の乳児には与えないでください。

◆小梅が手に入ったら!◆
親指の先ほどのサイズのかわいい小梅は出回るのが特に早く、また、店頭に並ぶ期間がとても短いもの。蒸留酒やはちみつに漬けるなら、冷凍したものでも大丈夫。すぐに使わない場合は下処理をしてから冷凍し、1か月以内に漬け込みましょう。

◆容器の消毒(ここでは容量400mlの保存容器を使用)◆
梅の保存食に使う容器は、酸に強いガラスやホウロウのものがおすすめです。梅の下処理と同時に、容器や道具なども消毒してからつくりはじめましょう。
●アルコールを使う場合
きれいに洗って水けを拭いた容器に食品用アルコールを吹きかけ、自然に乾燥させるか、紙タオルで拭き取る。熱湯厳禁の容器やふた、大きな瓶などはこの方法で。
●煮沸する場合
耐熱ガラスの容器は煮沸消毒も可。内側に布巾を敷いた鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで弱めの中火にかける。沸騰後、5分間ほど煮沸し、拭かずに自然に乾かす。

●飲みごろ
2日後から。

●保存
冷蔵庫で1か月間。

きょうの料理レシピ
2024/06/03 私の梅の手仕事 いろいろな梅で梅遊び

このレシピをつくった人

井澤 由美子

井澤 由美子さん

旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理と、江戸っ子らしい気さくで温かな人柄が表れた料理が人気。とくに発酵食品のレシピ開発はライフワーク。体を健やかに保つ薬膳と組み合わせた独自のレシピメソッドも提案している。
企業商品開発、カタログ、講演、著者多数。レモン塩、乳酸キャベツブームなどの火付け役としても知られる。

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